業種記事詳細
業種別マーケット動向:ネット広告業
サービス業(その他)>ネット広告業
ガイド:株式会社経営情報出版社
(マーケットデータ)
◎ネット広告の市場規模
平成18年のインターネット広告費は約3,700億円で、依然として高成長を維持している。ネット広告市場は今後も成長が見込まれ、国内広告市場をけん引する見通しとなっている。しかし、大口広告主である消費者金融会社の出稿抑制が影響し、大手インターネット広告各社の業績が減速し始めている。
(業界の特性)
◎主要企業
ネット広告の主要企業は、サイバーエージェント、オプト、まぐクリック、デジタル・アドバダイジング・コンソーシアム(DAC)、セプテーニなどがある。また、電通や博報堂など従来の大手広告会社も子会社を通じて成長分野であるネット広告分野に参入、需要の取り込みを狙っている。
◎ネット広告の種類
ネット広告とは、インターネット上やウェブサイトなどに掲載される広告の総称である。ネット広告の種類には以下のようなものがある。
①バーナー広告
ウェブ上に、画像やテキストを貼り付けるタイプの広告。テキストのみのバーナーは テキストバーナー広告と呼ばれる。
②電子メール広告
電子メールに掲載される広告の総称
③検索エンジン広告
検索エンジンの、検索結果が画面に掲載され、クリック数によって課金される
④モバイル広告
携帯電話に掲載される広告
最近はバーナー広告の利用は低下が目立ち、検索連動型広告など広告形態の多様化が進んでいる。
(ノウハウ)
◎シニア層の取り込み
シニア層向けのサービスを取り入れる動きがネット関連会社の間で盛んになってきた。サイバーエージェントは中高年層取り込みのため、ブログ開設の講座を日本パソコンスクール協会(名古屋市)の会員校で開始した。講座では、ブログの開設から閲覧、写真や動画の使い方などを指導している。若年層に比べて余暇時間や資産にゆとりがあるシニア層向けは、今後ネット関連市場として有望とみられる。シニア層の開拓が各社の成長を左右することになりそうだ。
(今後の課題/将来性)
◎課題
業績の減速感が出始める中、今後さらに業績を伸ばしていくにはアフィリエイト(成果報酬型)広告やバイラルアド(インターネット上の口コミで視聴者を広げていくネット広告)など、新しい広告手法を積極的に取り入れていく必要がある。常にスピードが求められる業界だけに、新事業展開やそれに伴う人材の育成が不可欠だろう。
◎将来性
特定利用者に絞ることができるアフィリエイト広告は、高い効果が期待できることから利用する広告主が増えている。広告料金は広告を経由した販売の合計金額や資料請求の数などの成果に応じて決まる。仲介会社が広告媒体となるサイトと契約し、広告主を募集する。広告料金は販売額の数%から10%、うち30%程度を仲介会社が手数料として受け取る。アフィリエイト広告の市場規模は平成17年で300億円強と、当面2ケタ成長が続く見通しだ。ただ、仲介会社の競争は激しさを増しており、今後は仲介会社が受け取る手数料の割引など価格競争が起きる可能性もある。一方、バイラルアド事業への参入も相次いでいる。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)サイバーコミュニケーションズなどネット広告大手会社がバイラルアド事業に相次いで参入している。バイラルアドは見たい人が見る広告で、従来の不特定多数を対象にした広告よりも伝えたい対象に的確に情報が届く。評価を得れば手間をかけずに広がっていくため、効果も高く、今後新しい広告手法として確立していきそうだ。
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〈関連団体〉インターネット広告推進協議会
東京都中央区新富2-1-7 TEL 03(3523)2555 |
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掲載日:2008年12月17日
投稿者:事務局
















