業種記事詳細
業種別マーケット動向:ガソリンスタンド
小売業>ガソリンスタンド
ガイド:株式会社経営情報出版社
(マーケットデータ)
◎ガソリンの国内販売量
資源エネルギー庁の「石油統計」によると、平成18年のガソリンの国内販売量は6,093万キロリットルで、前年度比1.1%減となり、32年ぶりに前年割れとなった
◎スタンド数
石油情報センターのデータによると、ガソリンスタンド数は平成18年度で4万5,792カ所と、前年度に比べて1,792カ所減っている。スタンド間の販売競争の激化から、経営状況が悪化、淘汰・廃業に追い込まれるスタンドが相次いでいる。
スタンド数の推移
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スタンド数 |
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スタンド数 |
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平9 |
58,263 |
平14 |
51,294 |
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10 |
56,444 |
15 |
50,067 |
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11 |
55,153 |
16 |
48,672 |
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12 |
53,704 |
17 |
47,584 |
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13 |
52,592 |
18 |
45,792 |
(出所)石油情報センター
◎商店数と従業員数
経済産業省「商業時計表」によると、平成16年のガソリンスタンドの商店数は4万3,038店である。また、従業者数は28万8,660人で、平成14年の31万2,708人に比べて7.7%の減少である。
(業界の特性)
◎ガソリンスタンドの種類
ガソリンスタンドの種類は、①フルサービスのスタンド、②セルフスタンド、③コンビニ併設のセルフスタンドがある。セルフ式スタンドは普及しつつあるが、地域によって差がある。比較的販売競争の激しい首都圏(東京、千葉、埼玉、神奈川)のセルフ率が15%に及ぶのに対して、沖縄や甲信越地方では5%台にとどまっている。コンビニ併設のセルフスタンドはまだ数が少ない。
◎運営形態
給油所の運営形態は販売店給油所が約半数を占める。そのほか、特約店直営・資本関係無が約30%、JA系が約10%、特約店直営・資本関係有が約6%、元売直営が約4%となっている。
(ノウハウ)
◎セルフ式へシフト
ガソリンスタンドではフルサービスからセルフ式へという流れが進んでいる。「セルフ式」は平成10年に設置が認められてから、急速に数を増やし、全国のスタンドの1割がセルフ式に変わったといわれる。セルフ式は人件費などの経費が少なくて済むため、価格を安く設定できる。元売り各社は主要街道沿いにセルフ式スタンドの出店を加速、最近では都心部の小さな敷地のスタンドでもセルフ式に転換するケースが増えている。
◎災害時でも給油できるスタンドが増える
大地震などの災害時にも給油ができるスタンドが増えている。地震でポンプが破損しても可搬式ポンプを接続すれば手動で給油機になる仕組みを整備するスタンドも増えている。スタンドは元来、地震に強い構造になっているが、営業を継続することで緊急車両や住民の役に立つことを期待している。
(今後の課題/将来性)
◎課題
元売り会社のブランド力に陰りが見え始めている。ここ最近、セルフ式給油所や商業施設に併設する形で元売りブランドを掲げない給油所が増加、元売りの名前がなくても売れるという考え方が定着しつつある。また、元売りや商社は地方の給油所を傘下に収めて自ら販路拡大につなげてきた。ところが最近は国内の販売量が減少傾向にある。
◎将来性
省エネ意識の高まりやハイブリッド車など低燃費車の普及で、ガソリンの販売量は長期的にみるとさらに減少する見通しだ。このため、スタンド数の減少は避けられそうにない。生き残るには油外収益の拡大、仕入れ先に対する取引条件の改善、価格設定の見直し、後継者の育成、従業員の質向上など、様々な角から経営改善策を打ち出していくことが求められる。
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〈関連団体〉(社)全国石油協会
東京都千代田区永田町2-17-8 TEL 03(5251)2201 |
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掲載日:2008年12月17日
投稿者:事務局
















