業種別経営ガイダンス詳細
酒類卸売業
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ガイド:株式会社経営情報出版社
(マーケットデータ)
◎酒類卸売業者の総売上高
国税庁の「酒類卸売業者の概況」(平成19年4月)によると、平成17年度の酒類卸売業者の総売上高は9兆4,899億2,900万円で前年度比1.3%増となった。このうち、酒卸売の売上高は4兆4,164億1,500万円で、同0.2%減少となっており、酒類販売の厳しさがうかがわれる。
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酒類卸売業の総売上高等(単位:百万円)
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区分 |
全酒類卸売業 |
ビール系卸売業 |
計 |
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企業数 |
578 |
145 |
723 |
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総売上高 酒卸売 |
9,203,352 4,333,421 |
286,578 82,994 |
9,489,929 4,416,415 |
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売上総利益 酒卸売 |
482,222 196,903 |
23,733 4,734 |
505,956 201,638 |
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営業利益 酒受取リベート 酒支払リベート 金融費用 税引前純利益 |
▲211,934 105,471 58,934 9,208 19,763 |
925 644 984 927 1,592 |
▲210,909 106,115 59,918 10,135 21,355 |
(出所)国税庁
◎総販売量の推移
同じく国税庁の資料によると、平成17年度の酒類卸売業者の総販売量は、次表の通りとなっている。
酒類卸売業者の総販売量(単位:キロリットル)
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区分 |
全酒類卸売業 |
ビール卸売業 |
計 |
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総販売数量 対卸売業者 対小売業者 |
9,938,190 2,023,327 7,662,904 |
208,593 32,339 165,123 |
10,146,783 2,055,666 7,828,027 |
(出所)国税庁
◎企業数と従業者数
国税庁の「酒類卸売業者の概況」によると、平成17年度の酒類卸業者数は723社で前年度の832社に比べて13.1%減となった。また、年平均総従事者数は4万3,936人で、前年度の4万6,341人に比べて5.2%減となっている。
企業数と従業者数
(単位:社、人)
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区分 |
全酒類卸売業 |
ビール卸売業 |
計 |
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企業数 年平均総従事者数 従業員 酒卸部門 |
578 41,146 38,788 18,808 |
145 2,790 2,406 861 |
723 43,936 41,194 19,669 |
(出所)国税庁
(業界の特性)
◎免許制度
酒類については免許制度があり、生産から販売まで規制がひかれている。卸売免許の中には、「全酒類卸売業」というすべての酒類を取扱いできるものと「ビール卸売業」「洋酒卸売業」など、それぞれの酒類を取り扱えるものがある。
◎マージン
酒類の流通マージンは、製造部門では27.8%程度、卸売業部門は11%程度、小売業部門は18.5%程度が一般的であったが、流通形態の多様化から変化が激しい。
◎価格体系
酒類の販売価格は、メーカーが流通の各過程における標準価格を提示することにより、小売価格、卸売価格ともメーカーの希望価格が維持されてきた。しかし、スーパーやディスカウントストアなどの参入により、低価格化が進んでいる。
(ノウハウ)
◎酒卸ユニオンの取り組み
酒類卸の日本酒類販売などでつくる共同仕入れ機構「酒卸ユニオン」では、商品力を向上させ、小売店から指名される取引相手になることを狙って、独自商品の共同開発を進めている。共同開発商品は、一般メーカー商品のように他の卸企業と競争する必要がないため、一定の利益が確保できるメリットがある。また、全国各地の加盟社と日酒販の物流の共同化も開始している。
(将来性/今後の課題)
平成18年9月に酒類販売が完全自由化され、スーパーやコンビニエンスストアなどの量販店の参入が目立っている。特に大手コンビニエンスストアチェーンは全店で酒類取扱いを目指しており、酒類販売で存在感が増している。アルコール類の消費は頭打ちとなっており、小売・卸業界とも競争は激化している。このため、中小卸企業は利益の縮小に悩んでおり、厳しい経営環境の中、生き残りのための合併・買収などで規模拡大の動きも出始めている。
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〈関連団体〉全国卸売酒販組合中央会
東京都中央区新川1-3-10 TEL 03(3551)3616 |
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掲載日:2008年12月17日
投稿者:事務局



