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業種記事詳細

業種別マーケット動向:家具製造業

製造業>家具製造業

ガイド:株式会社経営情報出版社

 

(マーケットデータ)

◎家具製造業の製造品出荷額

経済産業省「工業統計表」(平成19年版)によると、平成17年における家具製造業の製造品出荷額は前年比0.7%減の14,4446,700万円となった。出荷額は2年連続のマイナス成長である。

 

家具製造業の推移

年次

事業所数

従業者数

(人)

製造品出荷額

(百万円)

13

5,458

95,634

1,684,891

14

4,921

87,108

1,492,500

15

4,979

85,159

1,506,548

16

4,450

80,711

1,454,237

17

4,656

81,165

1,444,467

(出所)工業統計表

 

◎一世帯当たりの年間支出額

総務省「家計調査年報」によると、平成18年における一世帯当たりの家具の年間支出額の一般家具合計は6,743円で、前年の7,582円に比べると11.9%の減少だった。品目別の年間支出金額は次表の通り。

 

一世帯当たり年間支出金額(単位:円)

      年

15

16

17

18

一般家具

9,112

7,853

7,582

6,743

(たんす)

2,213

1,542

1,395

1,080

(食卓セット)

1,731

1,431

1,991

1,263

(応接セット)

1,712

1,596

1,217

1,629

(食器戸棚)

1,319

998

813

714

(他の家具)

2,138

2,287

2,165

2,057

ベッド

1,333

1,281

1,526

1,574

(出所)「家計調査年報」

 

◎家具製造業の事業所数、従業者数

経済産業省「工業統計表」によると、平成17年の家具製造業の事業所数は前年比4.6%増の4,656社だった。このうち、木製家具製造業(漆塗りを除く)は同4.9%増の3,921社。金属製家具製造業は同2.8%増の695社となっている。また、家具製造業の従業者数は同0.6%増の81,165人。木製家具製造業は同0.4%増の56,505人、金属製家具製造業が同1.2%増の23,626人である。

 

(業界の特性)

◎製品の種類

 家具を材料別に大きく分けると、①木製家具、②金属家具、③藤製家具、④その他の素材の家具に分けられる。

 

◎主要産地

 全国各地で生産されてきた家具だが、代表的な産地も存在する。婚礼家具の産地として高い知名度を誇るのが広島県府中市。このほか、北海道(旭川市)や愛知県、福岡県、静岡県などが有名である。

 

◎流通チャネル

 大別すると、①問屋中心のチャネル、②メーカー中心のチャネルに分けられる。最近は、流通マージンを削減するために、メーカーと小売店との直接取引が増加している。また、直販店や住宅販売業者、ネット取引などを通じた販売を強化する動きが目立っている

 

(ノウハウ)

◎消費者ニーズ

安価な輸入家具のニーズが高まる一方で、既製品よりも割高なオーダーメードの家具に対するニーズも高い。3040代を中心に統一感を持たせた住環境にしたいというニーズは高く、他とは違う家具を揃えたいという消費者は多い。独自性があり魅力的のある家具を開発したい。

 

(今後の課題/将来性)

 家具メーカーを取り巻く環境は引き続き厳しさを増すことが予想される。要因としては、輸入家具の拡大や少子化に伴う婚礼家具需要の低迷などが挙げられる。とりわけ、海外ブランド家具の攻勢は国内家具メーカーにとって脅威となっている。国内家具メーカーはデザイン性の高い家具の製作や家具のネット直販事業に乗り出すなど、新規需要開拓を図っている。また、最近はネットによる受注生産を開始するメーカーも相次いでいる。消費者ニーズの多様化に合わせつつ、自社の特徴を消費者に訴求していくことが求められる。

 

〈関連団体〉全国家具工業連合会

  東京都中央区日本橋人形町3ー7ー3

  TEL 03(5645)8547

 

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掲載日:2008年12月17日

投稿者:事務局