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ケース10 自社製品と顧客に対する強い思い、そして数字の裏付けが急成長の原動力
ケース10 「自社製品と顧客に対する強い思い、そして数字の裏付けが急成長の原動力」
ガイド:(社)日本経営コーチ協会
資本金300万円の設立8年の製造業を営む従業員12名の会社である。個人事業時代を含めるとかれこれ12年営業をしている。先代が会社組織にしたが、組織の若返りを図るため数年前にその息子に社長が交代した。
現社長は職人としての技術には長けていたが、経営者としては勉強不足は否めなかった。特に経理はまだまだという感じであった。従来の会計事務所は年1回決算を組む程度で社長は月々の経営成績の把握できていなかった。そのためなかなか経理を理解するきっかけもなかったようだ。当事務所が関与することになったのは「決算だけでは満足な経営はできない。」と社長が考え始めた、そんな時である。
関与するにあたり、従来のやり方から脱却するため自計化を図った。そして当事務所が経理処理をチェックし、月々の経営状況を伝えるようにした。最初は初歩的なことからのスタートであったが、徐々に社長をはじめ経理担当者の経理に対する知識も深まり、数字に対する理解がすすんだ。そうして2年ぐらいが過ぎたころから、社長の経営に対する姿勢が目に見えて変わり始めた。数値目標も単なる売上の伸びにとどまらず、変動費、固定費、そして利益までをも含めた目標を考えるまでになったきた。
今では、自社の製品とその製品を購入して下さるお客様に対する社長の強い思いと、明確な数値目標とがしっかり結びつき好業績を上げている。競争が厳しい業界ではあるものの、ここ数年は毎期10%以上売上を伸ばし、利益も増えてきている。
なんとなくではなく、明確な目標と月次で上がってくる数値を比較しているこの社長。いつも笑顔を絶やさない社長で、こちらがかえって元気をもらっているくらいで、本当に応援したい社長だ。
会社としては小規模ながら、全体的にバランスがうまくとれている。今後、規模が大きくなっていった場合に、どう舵取りをしていくのかが重要となりそうだ。
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掲載日:2008年12月17日
投稿者:事務局















